
仕事をしていくなかで大事な「あたりまえ」っぽいことを改めて言ってみる。
- 2014-10-30 Thu 12:30:26
- しごと

いろいろやってみて、結局たどり着いた結果、「あたりまえ」っぽいことにたどり着くことってありませんか。そういうのって、大事だけど、伝わってない、みたいな気がします。
伝わってるのだけど、わかってない?みたいな。そういうのを書いてみたいとおもいます。
(私もぜんぶ完璧ってわけではないです。すみません。)
わからないことをうやむやにしない。
お客様とのやりとりとか、担当さんとのやりとりとか。そのやりとりのなかで、例えばメールの1文だけ、「なんとなくわかるけど、こういう意味だよね?」って勝手に決め付けないこと。
できるだけ早めに互いに認識したうえで解決しておくこと。
積み重なってからでは整理しきれなくなりますよー。
=>コミュニケーション大事です。
やりとりを、記録する
おとなの社会には、「言った、言わない」というものがあります。
派生して、「言ったけど、そういう意味じゃなかった。」「最初から確認してくれたらよかったのに!」「読んだけど読めてなかった(←読んでなかった)」、などなど。
これが、後々トラブルになる可能性のある要素です。
だいたいこういうのの裏的な意味は、トラブル対策がメインなんですけど、
自分の発言に責任をもつ意味もあります。
やりとりをできるだけ記録しましょう。どのような流れでそうなったのかわかりやすい形で。
電話や打ち合わせならボイスレコーダーなどで録音して。
=>記録大事です。
「どうしてそういう処理をしたのか」を説明する
デザインなら、各デザインのキーになっているところ、
どういう意図でそうなったのか、という考えをできるだけ書き込んだ別データを用意して
同時に提出しましょう。
お金がかかるようなら、どうしてそれだけのお金がかかってしまうのかを最初に説明しましょう。
前のめりに振り込みしたがるお客様がたまにいらっしゃいますが
それでもとにかく最初に説明。
説明をしたことを理解してもらったら覚書などにサインをもらってFAXしてもらったり。
発注書を送ってもらったり。互いに理解したってわかるのが大事。
=>説明大事です。
やると言ったことをやる。逆にそれ以外には手を出さない。
見積もりでやるといったことは、どんなことがあってもとにかくやりましょう。
逆に、見積もりにない相談がきたとき、
サービスと思って何も言わずにやりたいところなんですが
無料でやりたいときは、「これはサービスです」って説明しないとダメです。
有料になっちゃうときは、「では、再見積りします」と案内します。
さらに、その依頼が途中で来たもので、予定より遅れる場合は分かったタイミングで連絡します。
なぜ見積もり内でないかで納得してもらうまで、説明したほうがいいです。
見積りの仕様内のことが仕事です。
見積り外のことをやるときは、それが見積り外であることを明示して、さらに次の交渉へすすみます。
=>やると言ったことをやる。大事です。
「交渉」って、「論破」することじゃないから。
ネットの影響なのか、交渉と論破を間違っているひとおおい気がします。
シンプルに言うと、
1)相手のやりたいことを、聞く
2)自分のできる範囲のことを、伝える
3)互いにある程度折り合いの付くラインを見つける、提案する
この3番が大事。2番で押し通して「できません」って論破しちゃだめです。
「検討します、努力します、やれるだけやってみます=出来る」って思う人がおおいから、「できません」っていうことも必要だと思う
ひとって、ポジティブに考えます。
努力します、って言うと、「出来る」って考えてしまいます。
「まさか自分の時だけできないなんてコト無いよね」的な。わかります。
ちょっとまえの時代、「できない」ということがダメっていう文化がありました。
なんでもやるひとがかっこいい、みたいな。
だから、「できない」ってなかなか言えないんですよね。
でも、出来ないことは出来ないと伝えないと、「最初から言ってくれたらこっちも頼まないのに―!」って言われます。
努力してやってみたいときは、そういうのが伝わってることを確認しましょう。
自分のことをいっぱい説明しましょう。無理な場合があることを説明しましょう。何度も。
ちょっと出来るかもな―、っていう可能性を消すようでココロが痛いんですけど。でもいまの社会はそういう風に成り立っているみたいです。
=>背伸びはダメです。挑戦したいときは、そのようにきちんと伝えて。
スケジュールを伝え合う
<制作側>
「◯◯までに◯◯しますー!」等。
<依頼側>
「◯◯までにオープンしますので、◯◯までにくださいー」等。
お互いに、見積りの段階で伝え合うのが理想です。
折り合いがつかないときは、お互いに依頼しないこと。
お金ほしさに受けちゃダメ。強引に依頼して押し込んじゃダメ。
両方とも幸せになれません。
依頼から期間が空いて、
急に「月末までに店長がほしいって言っていて、あと3日で作ってくださいー」
というような相談するときは、まずダメもとだと思って欲しいです。意識してほしいです。
=>スケジュールはお互いに共有する。大事ですよね。
書類をつくって管理しましょう
契約書、覚書、発注書、見積書、納品書など、自分のスタイルにあわせてつくっておきましょう。
書類がたくさんになると、手を煩わせてしまって申し訳なく思ってしまうけれど
結果的にうやむやにするよりお互いの安心材料になりますので。がんばって作っていきましょう。
=>書類をつくって、管理しましょうね。説明もきちんと。
☆
ソフトバンクでiphoneを契約&機種変更するとき、めちゃくちゃいっぱい書類あるじゃないですか。
それを説明してもらって、ボールペンでラインを引いて、「読んだかどうか」のチェックして、さらにサインして印鑑を押す。
それを何枚も繰り返して、全部複写とって、書類をたくさんもらうわけです。
いま、それくらいやらないと、だめな時代なんだなーって思うんです。
「読んだかどうか」のチェックなんて、本来冗長じゃないですか。読んでないのにサインしちゃだめなんですよ。
私は、町のはんこ屋さん兼印刷屋さんみたいな、電話1本ですぐFAXくれて、データ入稿したらすぐに動いてくれるような、そんなののほうが素敵に感じるんですけど。
そういうのは、悲しいですけど、いまの時代に合わないのかもしれませんね。
もっと勉強していかなくちゃいけないな、と思う今日このごろです。
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