
ウェブ制作を依頼するお客様が「本当に欲しい」と思っている情報
- 2012-04-26 Thu 17:51:22
- デザイン
ここ最近、お客様からご要望をお伺いしているときも
ウェブの制作を教えて欲しいと言われる時も
よく出てくるのが
「どのサイトに本当のことが載っているのかわからない」
「(検索結果のブログで)ソースの一部だけが載っていて、実際の動かし方がわからない」
といった内容。
お客様もウェブを発注するために勉強しようとしている方が多く見受けられるのですが
勉強の仕方がわからない。検索しても、「ひとりごと」のようなブログが上位に来ていて
これが「正しい」と認識する方、「よくわからない」と投げてしまう方がいるようです。
これは、ウェブで情報を発信していく側として、
考えなくてはいけないレベルに来ているように
思いましたので、具体的な例を上げながら
一旦は問題提起となればいいなぁと思っています。
専門用語だらけのセミナー、専門用語を知っている前提のブログサイト
ウェブ制作側の人なら知っていて当たり前だとお考えかもしれませんが
頑張って勉強しようと思っている人たちからすると
大きな壁として立ちがだかっているようです。
ウェブ制作を行なっている方が行なっているセミナーに行っても
「同業者」の方しか相手をしていないような印象を受けているようです。
Facebookページ、googleマップ登録、アメブロなど外部サービスの利用方法
SEO対策系の会社さんが有料で制作を行なっているようで
知らない方を対象にたくさんお金を取っているようです。
電話でのセールスもあるようです。
そのためか、SEO系の方のブログが検索結果を多く占めてしまったり
(実際に登録システムなどが複雑なこともありますが)
わかりづらいブログが上に来ていて結局お金を払ってしまうという
ケースが発生しているようです。
小さなお店や、費用をかけたくない方は、自分でどうにかしてみようと思うようなのですが
ここで壁にぶち当たるようです。
知っていればお金を払わなくていい部分に、お金を払わせる体制より
実際に試してみてどうしようもなかった方だけがお金を払うほうが、精神衛生上発注する側も受注する側もよいのではないかと私は思っています。
「それなら検索すればいい、調べればいい」とお考えの方もいらっしゃるでしょうが
検索キーワードを探っていく方法さえわからない場合、
思いつくキーワードでたどり着いたサイトが使えない、ということも想定しなくてはいけないのかもしれません。
個人で作成されたブログも、人気なら「正しい(?)」
ウェブデザイナーといってもいろんな方がいて
会社で働く方、個人で働く方、見習いのような方、商品登録だけを毎日してる方・・
それぞれ仕事のジャンルも違えば考え方も違います。
ネットに長くいれば、どの方がどんな仕事をしているかだいたい見当もついてきて
このブログは参考程度に、このブログは信頼できる・・と
ある程度認識ができますが、これはネット上で多くコミュニケーションをしている私たち側だけで
お客様からすればぜんぶ並列に見えているため
人気ブログのデザインが「流行っている」と勘違いされるお客様もいらっしゃるようです。
人気ブログ自身のカウントの方法が
はてなブックマークやfacebookのいいね!、twitterでのtweetなど
自分の周りのネットワークが検索結果に反映されていて
結果、「いいね」をした人は記事内容を「いいね」したつもりでも、
読んだよの代わりに「いいね」を押したつもりでも
結果「人気ブログ・サイト」となってしまい、よく見かけるようになる=「流行っている」
となるようです。
マーケティングとしては合っているので、
ひとそれぞれ好きに活動をしてもいいと思っていますが
大きなネットワークを持っている方は
情報の正確さや、表現の方法、デザインに至るまで
いろんな方の見本になるよう意識し、常に高めていくようにすることも
ネットで情報を発信する側の人間が気を付けなければいけないことではないかなぁと思うのです。
「これは個人的なメモです」と言っているサイト・ブログの多さ
個人的なメモなら、ネット上に共有する必要ない気がするんですが
個人的なメモです、とある意味逃げているブログも
結局検索にかかり、いいねされ、はてぶされてしまえば
検索結果の上位に来ていたりします。
「情報の大事なところががないです」と問い合わせても
「個人的なメモって書いてあるじゃないですか」
みたいなやりとりが想像できるのですが
なんというかこのやりとり自身が不毛と言うか
公開するならそれなりの情報をもたせた方がいいのかなぁと思うのです。
本当に個人的な日記みたいなブログはいいんですが
tech系のブログを書いている方などはぜひ気をつけていただきたいなぁと私は思います。
勉強したい人にやさしい環境をつくりたい
個人的には、ウェブについて勉強したいと思っているお客様には
ぜひ勉強してもらいたいと思っています。
私がウェブをはじめて勉強したのは、ウェブの情報からでした。
「ホームページ 作り方」
みたいなキーワードで検索したのがはじまりだったとおもいます。
その頃は辞書みたいなサイトが多くあり、検索結果でも上位だったので
すぐに勉強をはじめることができましたが
今はブログとソーシャルな時代になり、状況も変わって来ました。
個人であれ、会社の一社員であれ
情報を発信する側の人は並列で表現を公開できる素晴らしい時代です。
だからこそ、情報の正確さが求められているんだとおもいます。
それは、期待されているということでもあると思います。
たくさんPVを持っているサイトをお持ちの方も
自分のメモ程度にブログを書いている方も
読む人、検索してたどり着く人にも優しい
情報や表現を大事にできる発信側になっていただきたいです。
個性を殺せとか、もっと気を使えとかではなくて
ウェブで発信する側、つくる側のひとが
ウェブの環境をつくるのですから
つくる側の人たち自身が、よい環境にできるように考えていかなくてはなぁと
つくる側の私は思っていて、それが理想です。
具体的にはまだお話できませんが、
ブログを書くだけではなく、もっと他にもできる行動をいま考えています。
ウェブ業界というまだ未熟な業界がよりよく
素晴らしい世界になるように努力していきたいと思っています。
どうか愛情をもって、作る側ができることを尽くしていただければと思うのです。
ウェブ制作側の人なら知っていて当たり前だとお考えかもしれませんが
頑張って勉強しようと思っている人たちからすると
大きな壁として立ちがだかっているようです。
ウェブ制作を行なっている方が行なっているセミナーに行っても
「同業者」の方しか相手をしていないような印象を受けているようです。
Facebookページ、googleマップ登録、アメブロなど外部サービスの利用方法
SEO対策系の会社さんが有料で制作を行なっているようで
知らない方を対象にたくさんお金を取っているようです。
電話でのセールスもあるようです。
そのためか、SEO系の方のブログが検索結果を多く占めてしまったり
(実際に登録システムなどが複雑なこともありますが)
わかりづらいブログが上に来ていて結局お金を払ってしまうという
ケースが発生しているようです。
小さなお店や、費用をかけたくない方は、自分でどうにかしてみようと思うようなのですが
ここで壁にぶち当たるようです。
知っていればお金を払わなくていい部分に、お金を払わせる体制より
実際に試してみてどうしようもなかった方だけがお金を払うほうが、精神衛生上発注する側も受注する側もよいのではないかと私は思っています。
「それなら検索すればいい、調べればいい」とお考えの方もいらっしゃるでしょうが
検索キーワードを探っていく方法さえわからない場合、
思いつくキーワードでたどり着いたサイトが使えない、ということも想定しなくてはいけないのかもしれません。
個人で作成されたブログも、人気なら「正しい(?)」
ウェブデザイナーといってもいろんな方がいて
会社で働く方、個人で働く方、見習いのような方、商品登録だけを毎日してる方・・
それぞれ仕事のジャンルも違えば考え方も違います。
ネットに長くいれば、どの方がどんな仕事をしているかだいたい見当もついてきて
このブログは参考程度に、このブログは信頼できる・・と
ある程度認識ができますが、これはネット上で多くコミュニケーションをしている私たち側だけで
お客様からすればぜんぶ並列に見えているため
人気ブログのデザインが「流行っている」と勘違いされるお客様もいらっしゃるようです。
人気ブログ自身のカウントの方法が
はてなブックマークやfacebookのいいね!、twitterでのtweetなど
自分の周りのネットワークが検索結果に反映されていて
結果、「いいね」をした人は記事内容を「いいね」したつもりでも、
読んだよの代わりに「いいね」を押したつもりでも
結果「人気ブログ・サイト」となってしまい、よく見かけるようになる=「流行っている」
となるようです。
マーケティングとしては合っているので、
ひとそれぞれ好きに活動をしてもいいと思っていますが
大きなネットワークを持っている方は
情報の正確さや、表現の方法、デザインに至るまで
いろんな方の見本になるよう意識し、常に高めていくようにすることも
ネットで情報を発信する側の人間が気を付けなければいけないことではないかなぁと思うのです。
「これは個人的なメモです」と言っているサイト・ブログの多さ
個人的なメモなら、ネット上に共有する必要ない気がするんですが
個人的なメモです、とある意味逃げているブログも
結局検索にかかり、いいねされ、はてぶされてしまえば
検索結果の上位に来ていたりします。
「情報の大事なところががないです」と問い合わせても
「個人的なメモって書いてあるじゃないですか」
みたいなやりとりが想像できるのですが
なんというかこのやりとり自身が不毛と言うか
公開するならそれなりの情報をもたせた方がいいのかなぁと思うのです。
本当に個人的な日記みたいなブログはいいんですが
tech系のブログを書いている方などはぜひ気をつけていただきたいなぁと私は思います。
勉強したい人にやさしい環境をつくりたい
個人的には、ウェブについて勉強したいと思っているお客様には
ぜひ勉強してもらいたいと思っています。
私がウェブをはじめて勉強したのは、ウェブの情報からでした。
「ホームページ 作り方」
みたいなキーワードで検索したのがはじまりだったとおもいます。
その頃は辞書みたいなサイトが多くあり、検索結果でも上位だったので
すぐに勉強をはじめることができましたが
今はブログとソーシャルな時代になり、状況も変わって来ました。
個人であれ、会社の一社員であれ
情報を発信する側の人は並列で表現を公開できる素晴らしい時代です。
だからこそ、情報の正確さが求められているんだとおもいます。
それは、期待されているということでもあると思います。
たくさんPVを持っているサイトをお持ちの方も
自分のメモ程度にブログを書いている方も
読む人、検索してたどり着く人にも優しい
情報や表現を大事にできる発信側になっていただきたいです。
個性を殺せとか、もっと気を使えとかではなくて
ウェブで発信する側、つくる側のひとが
ウェブの環境をつくるのですから
つくる側の人たち自身が、よい環境にできるように考えていかなくてはなぁと
つくる側の私は思っていて、それが理想です。
具体的にはまだお話できませんが、
ブログを書くだけではなく、もっと他にもできる行動をいま考えています。
ウェブ業界というまだ未熟な業界がよりよく
素晴らしい世界になるように努力していきたいと思っています。
どうか愛情をもって、作る側ができることを尽くしていただければと思うのです。
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